| 「訟」という漢字 |
漢字の意味・成り立ち・読み方・画数等を調べてみました。
(「訟」は中学生で習います。)
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| 成り立ち、読み方、画数・部首 |
| 意味 |
①「うったえる」
ア：「物事の善悪、正しいか正しくないかの判定を求めて裁判所などの
機関に申し出る」(例：訴訟)
イ：「知識のある人に物事の善悪、正しいか正しくないかの判断を
求めて、申し出る」
ウ：「他人に同情・救いなどを求めて不満・不平・苦しみなどを言い知らせる」
エ：「強い手段を用いて事を解決しようとする」
オ：「感覚や感情に働きかける」
②「うったえ(うったえる事)」
③「言い争う」、「裁判所などで物事の善悪、正しいか正しくないかを争う」
④「責める」、「間違いや罪・欠点などを取り上げて責める」
⑤「易の六十四卦の1つ。争い、訴える形を表す漢字」
⑥「頌(しょう-人の徳や物の美などをほめたたえる。また、ほめたたえた
言葉や詩文)」
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| 成り立ち |
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会意兼形声文字です(言+公)。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」
(「(つつしんで)言う」の意味)と「通路の象形と場所を示す文字」
(「おおやけの広場」の意味)から、「公開の法廷で発言する」、
「訴える」を意味する「訟」という漢字が成り立ちました。
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読み
音読み：「ショウ」
常用漢字表外：「ジュ」
訓読み：常用漢字表内はなし
常用漢字表外：「うった(える)」
※訓読み⇒()の中は「送りがな」
画数
「11画」
部首
「言(ごんべん(言偏)、げん、ことば(言葉))」
「言」を含む漢字一覧
合わせてチェックしてみよう
「訴」、「公」、「争」
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