漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 | ||||||
「透」という漢字 | ||||||
「透」は中学生で習います。 | ||||||
成り立ち、読み方、画数・部首 | ||||||
意味 | ||||||
①「すく」 ア:「すきまが生じる」 イ:「物を通して、中や向こう側が 見える」(例:川底まで透く) ウ:「物の間を通り抜ける」 (例:木の間を透いて光が見える) ②「すきとおる」、「とおる」、「とおす」 ア:「物を通して、中や向こう側が 見える」 イ:「声や音がはっきりしていて、 よく聞こえる」 ③「すける(物を通して、中や向こう側が 見える)」 ④「すかす」 ア:「すきまを作る」 イ:「時間を空ける」(例:手を透かす) ウ:「タイミングをはずして、相手の勢い を弱める」(例:出鼻を透かす) エ:「中や向こう側が見えるようにする」 オ:「音を立てないで、おならをする」 ⑤「広範囲に行き渡る」(例:浸透) ⑥「漏れる(秘密などが他に知れる、 当然あるべき物がない)」 (例:透漏) |
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成り立ち | ||||||
会意兼形声文字です(辶(辵)+秀)。 「立ち止まる足・十字路の象形」 (「行く」の意味)と「穂先が茎の先端 にたれかかる稲の象形と伸びた 弓の象形」(「長く伸びる」の意味) から、「つきぬける」、「すける」を 意味する「透」という漢字が成り立ち ました。 |
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読み 音読み: 「トウ」 訓読み: 「す(かす)」、「す(く)」、 「す(ける)」 常用漢字表外: 「とお(る)」 ※訓読み⇒()の中は「送りがな」 名前(音読み・訓読み以外の読み): 「すく」、「と」、「とうる」、 「とおる」、「ゆき」 画数 「10画」 部首 「辵・辶・⻌(しんにょう(之繞)、 しんにゅう(之繞))」 「辵(辶・⻌)」を含む漢字一覧 |
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