漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 | ||||||
「庸」という漢字 | ||||||
「庸」は中学生で習います。 | ||||||
成り立ち、読み方、画数・部首 | ||||||
意味 | ||||||
①「もちいる」 ア:「人を挙げて用いる」(例:登庸) イ:「雇う」、「使う」(同意語:傭) ②「もって(以)」 ア:「手段・方法を示す」(例:誠意を もって交渉に臨む) イ:「原因・理由を示す」(例:過失の 原因をもって責められる) ウ:「事の行われる時を示す」 (例:9月1日をもって防災の日と する) エ:「区切り・限界を示す」 (例:本日をもって、終了) ③「手柄」、「功績」(例:庸功) ④「つね(常)」、「常に」 ア:「一定して変わらない」、 「かたよらない」(例:中庸) イ:「並である」、「普通」、「凡人」 (例:凡庸) ⑤「おろか」 ア:「頭・心の働きが鈍いさま」、 「考えが足りないさま」 イ:「ばかげているさま」 ウ:「未熟なさま」 ⑥「なんぞ(どうして。反語の意味を示す)」 ⑦「唐代の税法の1つ。一定期間、政府 の労役に従事すること」(例:租庸調) |
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成り立ち | ||||||
会意兼形声文字です(庚+用)。「両手 できねを持ち上げる」象形と「甬鐘 (ようしょう)という鐘」の象形(「もち いる、取り上げる」の意味)から、 「鐘やきねなどの重い物を持ち 上げる」、「もちいる」を意味する 「庸」という漢字が成り立ちました。 |
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読み 音読み: 「ヨウ」 訓読み: 常用漢字表内はなし 常用漢字表外: 「おろ(か)」、「つね」、 「なん(ぞ)」、「もち(いる)」 ※訓読み⇒()の中は「送りがな」 名前(音読み・訓読み以外の読み): 「いさお」、「のぶ」、「のり」、 「もちう」、「やす」、「よ」 画数 「11画」 合わせてチェックしてみよう 「用」、「持」 |
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