漢字/漢和/語源辞典:OK辞典 | ||||||
「螺」という漢字 | ||||||
「螺」は常用漢字外(人名用漢字)です。 | ||||||
成り立ち、読み方、画数・部首 | ||||||
意味 | ||||||
①「つぶ(食べ物として用いる巻貝)。 ら。」(例:螺鈿) ②「にし・にな(巻貝の事を言う)。 ら。」(例:螺鈿) ※巻貝(まきがい)とは、軟体動物 門腹足綱に属する動物の総称、 または、その中でも特に渦を巻いた 貝殻を持つものを指す。サザエ・ アカニシ・ナガニシ・タニシ等 たくさんの種類がある。 ③「渦を巻いた形」(例:螺旋、螺髪) ④「ほら貝(フジツガイ科の巻き貝。 日本産の巻貝では最大で、殻高 30センチ以上になる。内臓の部分 を除く身の部分は刺身等にして 食べる。貝殻の部分は楽器として 使用する。)」(例:螺貝) ⑤「ほら貝で作った杯(さかずき- 酒を飲むのに使う小さな器)」 ⑥「おうむ貝(オウムガイ目 オウムガイ科に属する軟体動物。 南太平洋〜オーストラリア近海の 水深およそ100m - 600mに棲む) で作った杯」 ⑦「かたつむり(陸に棲む巻貝の 通称。特にその中でも肺を持ち、 殻が細長くないものを言う場合 が多い。)」 ⑧「もとどり(髪を頭の上に集めて 束ねた所。 また、その髪。)」 (例:螺髻) |
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成り立ち | ||||||
会意兼形声文字です(虫+累)。 「頭が大きくてグロテスクな、まむし」 の象形(「虫」、「動物」の意味)と 「小さく取り囲む象形(「重ねる」の 意味)とより糸の象形」(「糸を順序よく 重ねる」の意味)から殻が渦巻き状に 積み重なった「つぶ、にな」を意味 する「螺」という漢字が成り立ちました。 ※まむしとは、日本に多く生息する 全長45 - 80センチメートルの毒蛇 です。年間約3,000人が被害を 受け、死者は5 - 10名程度と意外 と毒性が低いです。 |
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読み 音読み: 「ラ」 訓読み: 「つぶ」、「にし」、「にな」 画数 「17画」 部首 「虫(むし、むしへん(虫偏))」 「虫」を含む漢字一覧 合わせてチェックしてみよう 「旋」、「累」 |
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