| 漢字/漢和/語源辞典：OK辞典 | ||||||
| 「野/埜」という漢字 | ||||||
| 「野」は小学2年生で習います。 「埜」は常用漢字外(人名用漢字)です。 |
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| 成り立ち、読み方、画数・部首 | ||||||
| 書き順(野) | ||||||
| 意味 | ||||||
①「の」 ア：「草等が生えている自然の ままの広い平らな地」(例：野原) イ：「広々とした田(田んぼ)」 ウ：「広々とした畑」 エ：「動植物を表す言葉の上に 付いて、そのものが人間の 手を加えられる事なく、山や 「ア」で生まれ育ったもので ある事を表す」(例：野うさぎ) オ：「身なり(服装)や考え方や行動 がしっかりできていない」 (例：野育ち) カ：「町はずれ」、「郊外」 キ：「田舎(都会から離れた所)」、 「里」 ク：「民間(国の機関に属さない事)」 ケ：「周代、王城(国を治める人が 住む城)から2百里以上、 3百里以内の地域。1里は 405メートル)」 コ：「王城以外の地にある公卿・ 大夫(中国の身分・地位の1つ) の領地」 ②「や」 ア：「飾り気がない」、 「ありのまま」、「都会から 離れた雰囲気」(例：野趣) イ：「民間(国の機関に属さ ない事)」(例：在野) ウ：「身なり(服装)や考え方や 行動がしっかりできていない」 (例：粗野) エ：「文化が遅れている」(例：野蛮) オ：「区分したその1つ」(例：分野) カ：「田舎(都会から離れた所)」、 「田舎の家」(例：野営) |
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| 成り立ち | ||||||
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「野の成り立ち」 会意兼形声文字です(里+予)。「区画 された耕地の象形と土地の神を 祭る為に柱状に固めた土の象形」 (耕地・土地の神を祭る為の場所の ある「里」の意味)と機織りの横糸を 自由に走らせ通す道具の象形 (「のびやか」の意味)から広くて のびやか里を意味し、そこから、 「郊外」、「の」を意味する 「野」という漢字が成り立ちました。 「埜の成り立ち」 会意文字です(林+土)。「大地を 覆う木」の象形と「土地の神を 祭る為に柱状に固めた土の象形」 (「土」の意味)から「の」を意味する 「埜」という漢字が成り立ちました。 ※「埜」は「野」の旧字(以前に使われ ていた字)です。 |
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読み 音読み： 「ヤ」 常用漢字表外： 「ショ」 訓読み： 「の」 常用漢字表外： 「いなかや」、「いや(しい)」 ※訓読み⇒()の中は「送りがな」 名前(音読み・訓読み以外の読み)： 「とお」、「なお」、「ぬ」、「ひろ」 画数 「11画」(野・埜) 部首 「野」の部首 「里(さと、さとへん(里偏))」 「里」を含む漢字一覧 「埜」の部首 「土(つち、つちへん(土偏))」 「土」を含む漢字一覧 |
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| 書き順(野) | ||||||
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